【簡単!モラ論法 3-2】ストローマン論法・後編

被害者体質のみなさん、こんにちは!
悪人修行(体質改善)真っ最中の鳶子です!

今回はシリーズで「モラ論法」について書いてみようと思います

(※モラ論法:
モラハラする人が、相手を論破するために使用する、まともじゃない議論のやりかた)

 

なぜこれを書いてみようと思ったかというと、これを意識しておくと
「あ!今モラハラしようとしてる!」と気付けたり
「こんな簡単な手口だったんだな…」と俯瞰できたりするからです

 


*モラ論法シリーズ*

  1. 「そんな言い方されたら、聞く気がしない」=トーンポリシング
  2. 「ちょっと意味がわからない」=シーライオニング
  3. 「つまりこういうことでしょ」=ストローマン・前編
    「つまりこういうことでしょ」=ストローマン・後編 ←今回
  4. モラ論法あれこれ・基本編応用編

 

この記事は前回「ストローマン」の後編です
まだ見てない方は「前編」からどうぞ↓

tco-tmtm.hateblo.jp

 

目次

 

ストローマン(わら人形)論法とは?

「ストローマン(わら人形)論法」のやり方は、以下の3ステップでした


①相手の話の一部をすり替える


②相手の話の一部を拡大解釈する

(反論・侮蔑)
③歪めた話に反論する、または馬鹿にする

 


実例

(事例4)
夫「飲み会に迎えに来てくれ」
妻「ごめんなさい。まだ子供だけで留守番させられないから、タクシーで帰ってきてくれないかな?」
夫「過保護子供をダメにする!そんなに甘やかしてどうするんだ!
お前は一生子供に付きまとうつもりか!」

 

(すり替え)
子供だけで留守番は心配」「過保護」「甘やかしている」

(拡大解釈)
「子供だけで留守番させられない」「子供をダメにする」
「妻が迎えにこない」「妻は子供に一生付き纏うつもり」

(反論・侮蔑)
「妻は過保護と甘やかしで子供をダメにし、しかもそんな子供に一生付きまとうつもりでいる」

 

うーん腹たつ😂

 


対策

最大の対策は、なんといっても
「会話しないこと」です

 

私たちに議論するつもりがなくても、相手は話をすり替え、とんでもない話にしてしまいます

「そんなこと言ってない!」と言い返しても、延々と続く不毛な議論に巻き込まれてしまいます

そうさせないためには

①結論だけ伝える

夫に「迎えに来てくれ」と言われたら
妻は「ごめん、行けない」と答え、あとはなるべくしゃべらず、黙ります

 

②説明しない

事例4では、「子供だけで留守番は心配」と言ったことが、改変されてとんでもない話になっていました

逆に言えば、この発言がなければ、すり替えはできませんでした

 

③理解を求めない

妻が「子供だけで留守番は心配」と言ったのは、なぜでしょうか?
それはもちろん「理由を伝えて、夫に理解・同意してほしかったから」ですよね?

でも夫は理解するどころか、話をすり替え、「子供をダメにする!」とまで批判してきました
逆効果だったわけです

世の中の大半の人は、ただ断るよりも、理由を話したほうが納得してくれます
しかし、そうでない人もいます

 

モラハラ(ストローマン)する人は
理由を聞いたら納得してくれる、普通の人でしょうか?

たぶん違いますよね…

悲しいことですが、普通じゃない人に、普通の対応をしても、望む反応は返ってこないのです

私たちは、まずそれを認めなければいけません

 

④論破することはできないの?

できません😂

私(鳶子)は、口下手なタイプではないので
かつては、モラとガンガン言い合っていました

  • 「その話は今してないよね?」
  • 「その理屈おかしいよね?」
  • 「話すり替えないでくれる?」

 

はい
全部無駄です😭

 

一生懸命説明しても、次から次へと話をすり替えてくるので、
「シーライオニング」のときのように、こっちはヘトヘトになりますが
彼らが負けを認めることはありません

 

先日も、モラハラの話をしていたはずが
「お前は、無実の人間を犯罪者呼ばわりするのか!」と言われたりしました

彼らのすり替えは、最高にクリエイティブです


私たち凡人は、なんとか「会話しない」方向で考えたほうがいいと思います😂

 

まとめ

  • 「話せば分かる人」と「話しても分からない人」がいる
  • 分かってくれない人に、理解を求めない
  • 揚げ足を取る人に、説明はしない
  • 必要事項(YES・NO)だけ伝える

 

です
いかがでしたでしょうか?

 

読んでいただいて、ありがとうございました😊