【簡単!モラ論法 4】 モラ論法あれこれ・基本編

被害者体質のみなさん、こんにちは!
悪人修行(体質改善)真っ最中の鳶子です!

今回はシリーズで「モラ論法」について書いてみようと思います

(※モラ論法:
モラハラする人が、相手を論破するために使用する、まともじゃない議論のやりかた)

 

なぜこれを書いてみようと思ったかというと、これを意識しておくと
「あ!今モラハラしようとしてる!」と気付けたり
「こんな簡単な手口だったんだな…」と俯瞰できたりするからです

 


*モラ論法シリーズ*

  1. 「そんな言い方されたら、聞く気がしない」=トーンポリシング
  2. 「ちょっと意味がわからない」=シーライオニング
  3. 「つまりこういうことでしょ」=ストローマン・前編
    「つまりこういうことでしょ」=ストローマン・後編
  4. モラ論法あれこれ・基本編応用編

 

今回は「モラ論法あれこれ・基本編」ということで

  • 彼はいつも「俺は悪くない」って言う
  • なんかいつも、私が悪いことになってる

という謎理論について書いてみました
お付き合いいただけると嬉しいです☺️

 

目次


モラ論法と実例

①加害事実の否定

「俺は何もしてないのに、騒ぎすぎだ」と主張します

⒈加害行為を矮小化
  • 殴った→ちょっと手が当たっただけ
  • 恫喝した→少し声が大きかったかもしれない
  • 無視した→返事が遅くなっただけ
⒉被害者の反応を責める
  • ちょっと手が当たっただけなのに、大袈裟だ
  • 少し声が大きかったからといって、怖がるなんておかしい
  • 返事が遅れただけで、なんで泣くの?

 

②被害者の存在を否定

相手を悪く言い、「同情すべき被害者などいない」と主張します

⒈被害者の行為を拡大・悪意解釈する
  • やめてと言った→責められた
  • 反論した→人格否定された
  • 返事が遅かった→無視された
⒉「あれは被害者じゃない」と主張する
  • アイツが怒らせるようなことを言ってくるんだ!
  • ケンカ売ってんのか
  • 被害者ぶるな

 

③被害者ポジションを奪う

②より一歩進んで、「被害者は俺のほうだ!」と主張します

⒈因果関係を捏造する
  • 攻撃されて、しかたなく反撃した(正当防衛)ことにする
  • または「突然攻撃された」ことにする
⒉「真の被害者は自分だ」と主張する
  • 毎日罵られ続け、どうにも耐えられず、彼女に手を上げてしまった
  • 仲良し家族だったのに、突然、妻が子供を連れて出ていった!

 


対策

①「話し合いで解決できない」と知る

【簡単!モラ論法 】1〜3でもお話ししてきた通り、モラハラする人は
私たちと、まともに話し合うつもりがありません

  • 「こう話したら、伝わりやすいのでは?」
  • 「怒らせないように話さなければ」

という問題ではありません
残念ながら、話し方をどれだけ工夫しても、彼らと気持ちよく話ができることはありません

 

②話し合い「以外」の解決を考える

こういった「話し合いにならない人」のことを話すと

  • 「知的障害」「発達障害ではないのか?
  • そういう人を避けるべきではない
  • 伝え方を工夫し、歩み寄りをすべきだ

という人がいらっしゃるのですが、モラハラの問題とは区別するべきです

  • 「話し合いができない人」は、誰と話しても、同じ問題を起こします
  • 「話し合いにならない人」は、相手によって、話が通じたり通じなかったりします

向こうが人を選ぶのであれば、こちらも「通じる人から、話してもらえばいい」わけです

せいぜい怖い大人を召喚してやるぜ🤪

 

モラハラされない状況を作る

物理的に距離を取る

もしあなたが、特定の人から、頻繁にモラハラされているのなら
まずは「物理的に、距離を取る」のがオススメです
具体的には

  • なるべく近付かない
  • 同じ部屋に長居しない
  • 着席する場合は、向かいに座らず、横並びで座る
  • 連絡は、対面<電話<メールにする

物理的に「話しかけづらい」状況を作ることで、モラハラされる頻度を下げることができます

名付けて「気安く話しかけるんじゃねえ🤪作戦」

 

精神的に距離を取る

また障害などが原因ではない、モラ論法の使い手は
相手によっては話が通じるとお話ししました
たぶんモラハラ被害者の人は

  • 「あの人、私には好き勝手言うんだよなあ…」
  • 「〇〇さんの言うことなら、素直に聞くのに!」

という実感、ありますよね?

これは、「物理的に距離を取る」より難易度が高めなのですが
実はモラハラされにくい人」になることができます

 

詳しくはこちらから↓


対策まとめ

  1. 「話し合いでは解決できない」と知る
  2. モラ論法は、相手を見てやっている
  3. 話し合い「以外」の解決を考える
  4. 物理的・精神的に距離を取る

いかがでしたでしょうか?
次回は「 モラ論法あれこれ・応用編」を書いてみたいと思います


お付き合いありがとうございました☺️