被害者体質のみなさん、こんにちは!
悪人修行(体質改善)真っ最中の鳶子です!
今回はシリーズで「モラ論法」について書いてみようと思います
(※モラ論法:
モラハラする人が、相手を論破するために使用する、まともじゃない議論のやりかた)
なぜこれを書いてみようと思ったかというと、これを意識しておくと
「あ!今モラハラしようとしてる!」と気付けたり
「こんな簡単な手口だったんだな…」と俯瞰できたりするからです
*モラ論法シリーズ*
- 「そんな言い方されたら、聞く気がしない」=トーンポリシング
- 「ちょっと意味がわからない」=シーライオニング
- 「つまりこういうことでしょ」=ストローマン・前編
「つまりこういうことでしょ」=ストローマン・後編 - モラ論法あれこれ・基本編/応用編
今回は「モラ論法あれこれ・基本編」ということで
- 彼はいつも「俺は悪くない」って言う
- なんかいつも、私が悪いことになってる
という謎理論について書いてみました
お付き合いいただけると嬉しいです☺️
目次
モラ論法と実例
①加害事実の否定
「俺は何もしてないのに、騒ぎすぎだ」と主張します
⒈加害行為を矮小化
- 殴った→ちょっと手が当たっただけ
- 恫喝した→少し声が大きかったかもしれない
- 無視した→返事が遅くなっただけ
⒉被害者の反応を責める
- ちょっと手が当たっただけなのに、大袈裟だ
- 少し声が大きかったからといって、怖がるなんておかしい
- 返事が遅れただけで、なんで泣くの?
②被害者の存在を否定
相手を悪く言い、「同情すべき被害者などいない」と主張します
⒈被害者の行為を拡大・悪意解釈する
- やめてと言った→責められた
- 反論した→人格否定された
- 返事が遅かった→無視された
⒉「あれは被害者じゃない」と主張する
- アイツが怒らせるようなことを言ってくるんだ!
- ケンカ売ってんのか
- 被害者ぶるな
③被害者ポジションを奪う
②より一歩進んで、「被害者は俺のほうだ!」と主張します
⒈因果関係を捏造する
- 攻撃されて、しかたなく反撃した(正当防衛)ことにする
- または「突然攻撃された」ことにする
⒉「真の被害者は自分だ」と主張する
- 毎日罵られ続け、どうにも耐えられず、彼女に手を上げてしまった
- 仲良し家族だったのに、突然、妻が子供を連れて出ていった!
対策
①「話し合いで解決できない」と知る
【簡単!モラ論法 】1〜3でもお話ししてきた通り、モラハラする人は
私たちと、まともに話し合うつもりがありません
- 「こう話したら、伝わりやすいのでは?」
- 「怒らせないように話さなければ」
という問題ではありません
残念ながら、話し方をどれだけ工夫しても、彼らと気持ちよく話ができることはありません
②話し合い「以外」の解決を考える
こういった「話し合いにならない人」のことを話すと
- 「知的障害」「発達障害」ではないのか?
- そういう人を避けるべきではない
- 伝え方を工夫し、歩み寄りをすべきだ
という人がいらっしゃるのですが、モラハラの問題とは区別するべきです
- 「話し合いができない人」は、誰と話しても、同じ問題を起こします
- 「話し合いにならない人」は、相手によって、話が通じたり通じなかったりします
向こうが人を選ぶのであれば、こちらも「通じる人から、話してもらえばいい」わけです
せいぜい怖い大人を召喚してやるぜ🤪
③モラハラされない状況を作る
物理的に距離を取る
もしあなたが、特定の人から、頻繁にモラハラされているのなら
まずは「物理的に、距離を取る」のがオススメです
具体的には
- なるべく近付かない
- 同じ部屋に長居しない
- 着席する場合は、向かいに座らず、横並びで座る
- 連絡は、対面<電話<メールにする
物理的に「話しかけづらい」状況を作ることで、モラハラされる頻度を下げることができます
名付けて「気安く話しかけるんじゃねえ🤪作戦」
精神的に距離を取る
また障害などが原因ではない、モラ論法の使い手は
「相手によっては話が通じる」とお話ししました
たぶんモラハラ被害者の人は
- 「あの人、私には好き勝手言うんだよなあ…」
- 「〇〇さんの言うことなら、素直に聞くのに!」
という実感、ありますよね?
これは、「物理的に距離を取る」より難易度が高めなのですが
実は「モラハラされにくい人」になることができます
詳しくはこちらから↓
対策まとめ
- 「話し合いでは解決できない」と知る
- モラ論法は、相手を見てやっている
- 話し合い「以外」の解決を考える
- 物理的・精神的に距離を取る
いかがでしたでしょうか?
次回は「 モラ論法あれこれ・応用編」を書いてみたいと思います
お付き合いありがとうございました☺️