自分のトラウマを見つめてみた話

なんだかよく分からないけど
異常に心に刺さる曲っていうのがあって

なにがそんなに心を震わせるんだろう?
共通点は?と考えてみたら

 

『別れ』
がテーマだった

 

確かに
人は誰しも別れるものだし
一人が怖いものではある

でも
あえて言うなら

私は子供の頃から
『死』に向き合わなければならなかった

(育ての親が高齢だったり
産みの親が死ぬ死ぬ詐欺だったりした)

そしてそんなの
子供に耐えられるわけがなく

『解離』とか
『凍りつき』を起こしたみたい

 

だから今でも
『死』というものを
素直に怖がることができない

 

そのかわり
『死』によってもたらされる

愛する人との『別れ』
愛着対象の『喪失』
そして訪れる『孤独』

というものに
強く反応するんだろうと思う

 

そしてその『別れ』も
愛する人が去っていく!裏切られた!」
みたいな話ではなく

 

「まだ早すぎるのに
行きたくなんかないのに
自ら巣立たなければならないなんて」

という感じ

 

うん
なんかおもいっきり
心当たりあるな😂

 

同じ『巣立ち』でも
じゅうぶん育ってから
親元を離れる場合

「寂しいけど
期待と不安で胸がいっぱいです!」

みたいになるんじゃないかな

 

私にはまだ
まったく共感できないけど😂

プロフィール

実家あれこれ

・毒家庭に長女として生まれる
・搾取子として育つ
・両親はモラハラ体質(父>母)
・育ての親は祖母(被害者体質)
・妹は愛玩子

学生〜社会人

・いじめに遭い、一時不登校になる
・職場でも各種ハラスメントに遭う
・心身に不調をきたす
・複数の病院を受診する
自己啓発、心理学、スピリチュアルなど、自分を癒すために本を読み漁る

2021年冬

『マンガでわかる あなたを傷つけるあの人からの攻撃がなくなる本』を書店で発見
・Joeメソッドに出会う
・『モラハラ体質/被害者体質』を知る
・『被害者体質改善』『モラハラ対策』を目指す

2022年

・学び&記録のためTwitter開設
・当初はSNSでもモラハラに遭い、困惑する
・Joeメソッド実践中の方と多く出会う
・ブログ開設

2023年

ブラック企業に見切りをつけ転職!
・と思いきや、入念に選んだはずの企業もブラックだった!
・1年で3回の転職を経験
・行く先々でモラ対策を実験する日々

2024年現在

・すっかり心身の不調もなくなる
・次の目標(トラウマでやめてしまった趣味の再開)を目指す

被害者は被害者にモラハラされる!?話

モラハラに遭って
辛い思いをしていたら

同じ経験をした人
共感できる人と知り合い

慰め合い
励まし合っていたはずが

「あなたなんか全然マシだよ!」
「それはあなたが悪いんじゃないの?」
「もっと強くならなきゃ!」

と言われて
モヤモヤしたり

 

もっと悪いと
いつのまにか

モラハラ被害者』に
モラハラ』されている

 

そんな奇妙な体験を
したことはありませんか?

ちなみに私は

職場でも
友人関係でも
SNSでも
経験しました。

 

どうして
被害者同士なのに
そんなことが起こるのでしょうか?

同じ経験をしたんだから
同じ思いなんじゃないの?

モラハラ被害者って
優しくて
共感的な人が多いんじゃなかったの?

この奇妙な現象と
『被害者にモラハラする被害者』について
考えてみました。

 

 

モラハラに遭いやすいタイプとは?

 

世の中には
モラハラ被害に遭いやすい人』というのが
存在します。

 

その特徴とは

①優しく共感的

「人によって態度を変えるなんて、いけないことだ」
と信じています。

 

②親切で奉仕的

「人の役に立たないと
誰にも好きになってもらえない!」
と信じていて、誰にでも親切にします。

 

どちらも悪いことではないのですが、
常にこの状態だと

「いつも面倒ごとを押し付けられて
お礼も感謝もされないけど

人によって態度を変えてはいけないから
我慢するしかないよね」

という

『被害者になるべくしてなっている人』
になってしまいます。

(以下、『被害者体質』と表記します)

 

モラハラ被害者=被害者体質』ではない

『被害者体質』の人はモラハラに遭いやすいと
お話ししました。

ここで少し
めんどくさい話になるのですが

モラハラの世界は
弱肉強食なので

モラハラ人間同士でも
モラハラは起こります。


つまり
『強いモラハラ人間』=モラハラする
『弱いモラハラ人間』=モラハラされる

という
二種類のモラハラ人間が存在することになります。

(※以下『強モラ』『弱モラ』と表記します)

 

『弱モラ』とは

・強モラに対しては「被害者」

・被害者体質に対しては「加害者」

という
コウモリみたいな存在です。

 

『弱いモラ』によるモラハラとは?

弱モラによるモラハラ
弱々しくも巧妙なので

まるで低温やけどのように
気付かないうちに
深刻なダメージを受けてしまいます

彼らの手口を見て行きましょう。

①強モラの手下としてモラハラする

まずは王道パターンです。

職場や家庭内に

「気分屋で理不尽で怖くて
怒らせると大変なことになる』


恐れられている人がいるとします。

彼らは『強モラ』です。

 

『弱モラ』は
強モラに出会うと

自ら進んで
彼らの手下になります。

そして
モラハラされている人に近付き

慰めたり
一緒に愚痴を言いつつ

 

「あなたにも問題がある」

「根っから悪い人じゃない」

と言って
傷付けたり

 

「ここで逃げても
同じことの繰り返しだよ」

と言って
逃げる気を削いだり

強モラに
タゲの情報を流したりします。

 

モラハラに苦しんでいる人が
よく言う

「みんな分かってくれない」

というのは
この状態なのです。

 

モラ相手に
いくら話しても
分かってくれるわけがなかったんです…。

 

②『可哀想な人』としてモラハラする

ほとんどの人間は
『可哀想な人』には親切です。

特に被害者体質は
親身になって世話を焼くので

モラはみんな
被害者ぶります。

だって
そのほうが得だから。

 

そして弱モラは
実際に
モラハラ被害者でもあるので

 

『被害者の私』
『可哀想な私』
を演出して

モラハラ被害者に
愚痴を聞かせたり
慰めを求めたり

かと思ったら

 

「あなたはいいわよね」
「全然分かってないね」

と言って
突き放したりします。

 

こうしてみると
かなり嫌なことをされているのに

やられている最中は

「可哀想な人なんだ!」と思って
必死に慰めているので

なかなか気付けません。

被害者同士なのに、分かり合えないの?

さきほどお話しした通り
『弱モラ』は
モラハラ人間です。

弱々しい被害者に見えますが
被害者体質とは違います。

 

嫌がらせは 
『わざと』
やりたくてやっています。

なので

嫌だと言ったり
強く訴えたり
説明したり

「逆の立場になって考えてみて」
なんてロール・プレイングしたり

「○○しないでくれたら□□してあげる」
 なんて交渉したり

 

全部、逆効果です。

 

「この嫌がらせ
めっちゃ効いてるじゃん!」

と味をしめて
もっとやるようになります。

まとめ

モラハラ被害に遭う人がみんな
心優しく親切な『被害者体質』ではない
最初にお話ししました。

 

被害者の中には
『弱いモラハラ人間』も混じっていて

彼らは
モラハラ被害者を装いながら

強いモラハラ人間による
いじめに加担したり

「そんなのぜんぜんマシじゃん」
「それは甘えだ」
「私の気持ちを分かってない」

と言って
あなたの親切を踏みにじり
傷つけようとします。

 

そして彼らは
弱いながらもモラハラ人間なので

いくら話しても
『被害者同士、慰めあう』のは不可能です。

 

確かに
モラハラからの回復には
『経験者同士の交流』は
有益なのですが

そこでモラハラされていたら
回復できません。

 

モラハラ被害者の中に
『加害者』が紛れ込むこともあるんだな」

と知っていただき

気付いたら
すぐ避けてほしいと思います。

お読みいただき
ありがとうございました。

モラハラ人間に復讐したい?話

突然ですが
あなたはモラハラ人間に
復讐したいですか?

それとも
世の中に溢れている

『過去は忘れて幸せになりましょう!
あなたが幸せになることが
いちばんの復讐です』

というアドバイス
説得力を感じていますか?

 

綺麗事は抜きにして

「自分の生きづらさは
モラハラ・いじめだったんだ!」

と気が付いて

「そうだったんだ
じゃあ仕方ないですね」

という人は
まずいないですよね

 

『忘れる』ためには
胸の中いっぱいの

怒りとか
苦しみとか
悲しみとか
ぐちゃぐちゃの感情を
なんとかしないと

忘れたくても
忘れられないと思います。

「なんで自分ばっかりこんな目に遭うんだ!
なんとかして思い知らせてやりたい!」

と思うのは
極めて自然なことです。

 

では自分のために

復讐するのが良いのでしょうか?
しないほうがいいのでしょうか?

または
どんな復讐が効果的なのでしょうか?

少し考えてみたいと思います。

 

 

普通の仕返しは逆効果

モラハラ人間に
復讐を考えるとき

一つ
気を付けてほしいことがあります

あなたを傷つけた相手は
普通の人間ではありません。

 

そして

『普通の人』が考える嫌がらせは
『普通でない人』には通用しません。

順番にお話しします

 

あなたが、なりふり構わず復讐に行ったら?

真面目で優しかった同級生が
いじめに遭って不登校になり
今も仕事に就いていないらしい

そんな同級生が
「お前のせいで、人生めちゃくちゃだ!」と言って
家に押しかけてきたら

普通の人は
恐怖に震え
泣いて許しを乞うでしょう

 

でも相手は
モラハラ人間です。

 

彼がそんな
惨めな同級生を見たら
どう思うでしょうか?

 

おそらく彼らは

「俺のせいで
コイツは最底辺まで落ちたんだ!
俺の影響力すっげー!

俺より惨めなやつ見ると
テンション上がるわー!」

って
大喜びすると思います。

 

さらには
「ストーカー!怖い!」とか言って
被害者として注目されようとするでしょう。

復讐になってないですよね?

「何もかも捨てて復讐に行く」スタイルは
絶対にお勧めしません。

 

正しい復讐とは?

モラハラ人間に
復讐はできないのでしょうか?

そんなことはありません。
でも『コツ』があります

 

①直接攻撃はダメ

理由はさっきのお話の通り
「仕返しされると喜ぶ」からです

 

②『相手が欲しがるもの』を与えない

理解しがたいと思いますが
彼らが欲しいものは

  • 『あなたの注目・関心』
  • 『自分のせいで、あなたが苦しむこと』

なのです

詳しくお話しします。

 

モラハラ人間が『欲しいもの』

モラハラ人間は自信満々で
毎日楽しく生きているように
見えるかもしれませんが

実際の彼らは
劣等感と自己嫌悪の塊です。

 

そのため

①ストレス、劣等感などを
ターゲットにぶつけてスッキリする

②ターゲットが泣いたり怒ったりすると
支配している実感が得られて元気が出る

③ターゲットが
「自分はダメだ」と信じるようになると
優越感を感じる

 

これらのために
彼らはあなたを痛めつけたわけです。

仕返ししたいなら
①〜③を与えてはいけません。

『欲しいものは与えない』という復讐

モラハラ人間に復讐するために
まずやるべきことは

 

①サンドバッグにならない

②反応しない

です。

 

とはいっても
そばにいればモラハラされるし

モラハラされたら
感情を揺さぶられてしまいますよね?

 

そのため
もっとも簡単で、効率的な方法は

【距離を置くこと】です

 

会わなくて済む場合は、会わない。
会う場合も、短時間で済ませる。

電話かメールなら、メールにする。
電話に出ない。すぐ返事しない。

 

そうすることで
あなたはラクになり

モラハラ人間は
ストレス発散ができず
モヤモヤした日々を過ごすことになります。

 

③自分を責めない

モラハラされている場合も
もうすでにモラハラを脱した場合も

 

被害者の多くが

  • 「自分は何もできない」
  • 「自分にはなんの魅力もない」

と信じています。

 

これはモラハラの後遺症であり
立ち直りを困難にするばかりか
新たなモラハラ被害に遭いやすい状態でもあります。

 

この意識の改善は
地道な作業ですが

 

「あれ?
私は嫌われ者でも
能無しでもないみたいだぞ?
ていうかそれ
モラ本人のことじゃないの?」

と腑に落ちてくると

 

『相手にしないことが一番の復讐』とは
よく言ったもんだ」

という気持ちになってきます。

 

とはいえ
急に言われても納得できないと思うので

 

まずは

「接点を減らして
サンドバッグにならないようにして
なるべく反応しないようにしたら

相手は憂さ晴らしができず
モヤモヤするんだな!

よし!モヤモヤさせてやろう!」

 

と思っていただければ
幸いです。

まとめ

モラハラ人間は『普通の人間』ではないので
『普通の仕返し』は逆効果だとお話ししました。

 

あなたが泣いたり怒ったりすると
彼らにはいい気分になってしまうからです。

 

逆にあなたに

距離を置かれたり
反応を返してもらえないと

彼らは憂さ晴らしができず
モヤモヤ、イライラするようになります。

 

さらにあなたが

「私は嫌われ者でも
無能でもないみたいだ」
と気が付くと

彼らは
あなたに影響を与えることができなくなり
一番ガッカリします。

 

読んでいただいて
ありがとうございました。