「悪気はなかった」ら、許してあげなきゃいけないの?という話

被害者体質のみなさんこんにちはー!
(一緒にしてすみません)

 

今日は
被害者体質やってるとよく言われる

 

「悪気はなかったんだから、許してあげて」
「だから、悪気はないって言ってるだろ!」

について考えてみたいと思います

 

📄ケース1

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・Aさんが仕事に遅れました
・Aさんは「たまたま電車に乗り遅れただけ」と言いました
・上司のBさんは「Aさんは遅刻が多いし、意欲を失っているのではないか」と思いました

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この場合、検討するのは

①Aさんの内心
②Aさんの言葉
③Aさんの印象(BさんにはAさんがどう見えたのか)

ですが

 

まず①と②は違う可能性があります
「やる気ないの?」と聞かれて
「はい!やる気ないです!」と言う人は
なかなかいませんよね🤣

 

じゃあ

①Aさんの内心:不明
②Aさんの言葉:やる気がある
③Aさんの印象:やる気がなさそう

という場合
Bさんはどう考えたら良いのでしょうか?

 

おそらく無難な解答は

 

「本人が相談してこない以上
なにか悩んでるのか?と問い詰めたりはしないが
本人の言い分を鵜呑みにもしない

 

「遅刻は問題行動なので
やる気があろうがなかろうが、そのつど注意する」

 

だと思います

 

 

続いて

📄ケース2

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・Aさんが、Bさんの嫌がることを言った
・Aさんは「悪気はなかった」と言った
・Bさんは「いつもやめてと言っているのに、わざと意地悪をしているのではないか」と思った

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①Aさんの内心:不明
②Aさんの主張:悪気はない
③Aさんの印象:わざとやってるんじゃないか

 

↓ 私たちのいつもの解答:


「Aさんが悪気はないと言っているのだから
Aさんの内心も悪気はないに決まってて
Bさん(私)の主張は、見当はずれの被害妄想だ」

 

あれ?
さっきの解答と違いすぎない???

 

おかしくない?

おかしいんですよ

 

正解は

 

「Aさんがなんて言おうと
本心かどうか分からない

 

「あれで「悪気がない」なんて
私には信じられないし、信じなくていい

 

「私は「嫌だからやめてほしい」と言っていて、Aさんは無視している
それが全てだ
Aさんの言い訳なんて関係ない

です

 

そもそも

「やめてと言ったらやめて」が話の本題
「悪気はなかった」って「話のすり替え」なんですよ

 

それなのに
「あなたは悪気がないかもしれないけど、でも…」なんて
すり替えられた話にまんまと乗せられたらダメなんです

 

つまり

・私がやめろと言ったらやめろ

・しょうもない言い訳は要らん

です😊

 

あえて本人に言わなくていいので
内心このように思いつつ
「ああ…😦」「そうなんだ…😦」と対応するのがいいと思います🤣

 

※角の立たない塩対応のやりかたは
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