被害者体質脱出には、決意が必要かもしれない話

このところTwitterでもブログでも
Joeメソッド効くよー!とか、「モラハラのやり口」とか書いているのですが
「そうは言われても、できないですよ」と言われることがたまにあります

  • 人はそれぞれだから仕方ないんだけど…
  • モラハラは支配関係だから無理もないんだけど…
  • でもなんかもどかしいよ〜

と考えていて
「そっか!モラハラ対策前に、覚悟を決めておいたほうが断然いいな!」と思い至りました

今回はそのことを書きます

 

目次


①「悪者」にされる覚悟を決める

そもそもの話ですが
被害者体質は、なぜ「一方的に」搾取されるんでしょうか?
モラハラでない人間関係では「Aをあげるから、Bをちょうだい」という、交換が普通ですよね?

なぜモラは、被害者から「一方的に」もらえるんでしょう?
モラが強いから?言葉巧みだから?
違います
モラと被害者も、実は交換しているんです

  • 友達なんだから、○○してくれるよね?」
  • 「〇〇しないなんて、子供が可愛くないの?
  • 「○○してくれなかったら、ひどい妻ってことになるけど、それでいいの?」

モラと被害者は「〇〇してくれたら、悪者にしないであげるっていう、不平等極まりない交換をしているんです
被害者は、「悪者にされたくない」「罪悪感を感じたくない」
ただそれだけを得るために、モラにいいように使われているのです

逆に言えば、「私、悪者でいいよ」という人には、モラハラできないことになります

 

②「なにがなんでも自分を守る!」と決意する

モラハラは心身を消耗させます
誇張ではなく、病気になったり、命を縮めることもあります
それも①で書いた通り、モラハラに耐えても「悪者にされない」だけで、実質なにも得るものがありません

そして「歩み寄る」「相手に配慮する」というのは
「相手が自発的にやめてくれることを期待する」行為であって
対策でも、自衛のための行為でもありません

 

例えばあなたが、銃を持った銀行強盗と遭遇したとします

  • 「今のはただの威嚇射撃だから大丈夫」
  • 「言う通りにすれば、撃たない」

なんて強盗が言ったとして、

「そっかー!なら安心だね♡」って思いますか?

 

まずは、

  • 知らん顔してこっそり警察を呼ぶべきだし
  • 逃げる:ヘルメットも防弾チョッキもなしでは、逃げる前に死んでしまいます
  • 交渉する:こっちも武装して、「あっコイツ、銃持ってるな」と思わせないと、強盗は話も聞いてくれません

そういった手を打たず、無防備に、自分の身の安全を強盗に委ねてしまったら、一体全体どうなるか分かりません
強盗のご機嫌を取ってる場合じゃないですよね?

たぶん強盗だったら、大半の人は判断を間違えないのに
モラハラ関係だと「でも…家族なんだし…」とか言ってしまうんです
もどかしい😂😂

 


覚悟を決めるのを妨害する言葉

とそのツッコミ

①あなたにも悪いところがあるんじゃないの?

そうなの!私、悪人なの😎✨

②モラさんがかわいそう!

私もかわいそうだよ?同情して?🥺✨

③ちゃんと話し合いなよ!話せば分かるよ!

話しても分からないことが、分からないの?🙄

④モラさんは大変なの!ストレスが溜まってるから仕方ないよ!

じゃあ私もストレス溜まったんで、モラ発言を無視するくらい問題ないよね?🤪

 


まとめ

  1. 「悪者」にされる覚悟を決める
  2. 「なにがなんでも自分を守る!」と決意する
  3. 「私も悪いのでは」と思わない
  4. 加害者に同情しない

 

こんな感じです
お読みいただきありがとうございました😊