被害者体質のみなさん、こんにちは!
悪人修行(体質改善)真っ最中の鳶子です!
今回はシリーズで
「モラ論法」について書いてみようと思います
(※モラ論法:
モラハラする人が、相手を論破するために使用する、まともじゃない議論のやりかた)
なぜこれを書いてみようと思ったかというと
これを意識しておくと
「あ!今モラハラしようとしてる!」と気付けたり
「こんな簡単な手口だったんだな…」と俯瞰できたりするからです
モラ論法シリーズ
-
- 「そんな言い方されたら、聞く気がしない」=トーンポリシング ←今回
- 「言ってる意味がわからない」=シーライオニング
- 「つまりこういうことでしょ」=ストローマン前編/後編
- モラ論法あれこれ・基本編/応用編
「トーンポリシング」をご存知でしょうか?
(知ってる人は読み飛ばしていただけると幸いです)難しそうな名前ですが、これが分かると
- 「私は、すぐ彼を怒らせてしまう」
- 「私の言い方って、きっと可愛げがないんだ」
- 「私の態度って、そんなに偉そうなのかなあ?」
という謎が解けると思います!
ぜひお付き合いください😊目次
「トーンポリシング」とは
- トーン(声色、言葉遣いなど)
- ポリシング(取り締まること)
- (話題そのものに触れず)、話し手の言葉遣い・態度を批判すること
です
具体例
妻「子供の買い物なんだから、あなたも半分出してよ」
夫「その、出してもらって当然な態度はなんだ!
そんな言い方では、とても金を出そうという気にはなれない」経験ある方も多いのではないでしょうか?
私は、毒親にしょっちゅうやられていましたちなみにこの話の本題は
- 「これは子供の買い物である」
- 「お金を払ってほしい」
なので
これに真っ向から反論するならば- 「それは子供のためのものではない」
- 「だからお金は出さない」
となるはずなのですが
この夫は
- お前の言い方・態度が悪い
- (出さないとは言わないが)そんな気分になれない
と言っています
話、すり替ってますよね?🙄
しかし、モラハラ(トーンポリシング)される側は
立場が弱かったり、加害者を信頼していたり
頼みごとを聞いてもらえないと困る立場だったりするので「なんかおかしいな」と気がついたとしても
「ごめんなさい、言い方が悪かったわ」
と謝罪して訂正するハメになったりするのです
「話を聞かない」技術
ちなみにこれ、相手が弱い立場でさえあれば、どんな話題にも対応できる
大変使い勝手のいいモラ技術で- マイノリティがデモ行進
→「デモなんて物騒!そんな人の話は聞けない」 - 犯罪被害を被害者が告発
→「大げさな被害者仕草って、俺は信用できないんですよね」 - いじめ・ハラスメントを相談
→「そうやってすぐ騒ぐから、みんなに嫌われるんじゃないですか?」
最悪ですね😇
そして
モラハラする側は、まったく頭を使ってないんです
話を聞く気もない「トーンポリシング」とは、つまり「弱者の話を聞かない技術」なんです
それも「聞かないなんて言ってない」「あなたの言い方が悪いから」と、遠回しに、紳士的に拒絶できます
めちゃくちゃ便利ですしかし、モラハラされる側からすると
- 聞く気もない相手に
- 懸命に説明されられて
- バカにされ、終わる
という
「虐待」なんです
対策
①慣れない・受け入れない
先に書いた通り
「言い方」「態度」のせいにして、あなたの話を聞かない「トーンポリシング」は- 「話を聞かない」技術
- 精神的な虐待
です
絶対に付き合わないでください②「私が悪いんじゃない」と知る
長い間モラハラをされていると「この人、話通じなさすぎじゃない?」ではなく
- 「また彼を怒らせてしまった」
- 「私って可愛くない女なんです」
- 「私って、口下手だし、空気読めないし、ほんとダメ」
と思うようになりますが、全然違います
「私の話を聞きたくないから、「言い方が悪い」なんてケチをつけてるのね!」が正解です③「話を聞いてもらう」以外の方法を考える
残念ながら、トーンポリシングを使う人は、あなたの言うことを聞きたくないわけです
じゃあ、他に方法はないのでしょうか?- 支払いなら「引き落とし・カード決済にできないかな?」
- 用事なら「他の人に頼めないかな?」
- ちょっとしたことなら「事後報告でも大丈夫なんじゃない?」
などなど、頼まなくてもできることは、頼まずに済ませてしまいましょう!
④モラハラ対策法を学ぶ
もしあなたが、「そんなこと言われても、逆らうなんて怖い」と思う場合、かなりモラハラが進んでしまっているのかもしれません
その場合、モラハラについて、対策方法について、じっくり知るのが良いと思います
オススメは「Joeメソッド」です
(知らない方は検索してくださいね〜)